LINE@(ラインアット)はメルマガのように、登録した対複数の顧客(友だち)に対して一斉にメッセージを送信できるビジネスツールです。
送信予約ができるので、普段の業務で忙しくてなかなか決まった時間にLINE@の配信ができないという方も、時間を一定にできるうえ、送信し忘れを防止することもできます。
時間を設定して送信予約を行うと、飲食店ならラインチタイムにクーポンが利用されたり、アミューズメント企業なら週末のPRで来客数にも影響がでたりと、LINE@の配信1つで来客や売上にも関係してくるのです。
今回は、LINE@の便利な送信予約について、効果的な運用方法から設定方法まで詳しく説明していきます。
LINE@の送信予約方法
LINE@(ラインアット)で送信予約をする方法について、PC版の管理画面とスマートフォンのLINE@アプリに分けて説明します。
PC版管理画面(LINE@MANAGEAR)
サイドメニューの「メッセージ」>「新規作成」へ進むと、メイン画面に新規メッセージの作成内容が表示されるので設定とメッセージの作成をすすめます。
送信予約は、「日時指定」で設定しましょう。
日時指定をした上で「配信」を行うと、指定日時に新規作成したメッセージが送信されるようになります。
日時指定せず「今すぐ配信」のまま「配信」ボタンを押すと即日送信されてしまうので注意しましょう。
送信予約したメッセージは「予約・送信中」のタブの中で管理されています。
予約した送信内容をキャンセルや削除したい場合は、該当の送信内容を選択し「予約キャンセル」または「削除」を行いましょう。
「予約キャンセル」すると「下書き」のタブに移動します。
LINE@アプリ
「管理」>「メッセージ」>「+新規メッセージ作成」>「メッセージ」で送信するメッセージを設定しましょう
送信時間の予約をON>「日付時間」をタップして送信予約の日時を設定します。
送信を押すと、指定日時に作成したメッセージが送信されるので、最後に送信ボタンを押して完了です。
※送信時間の予約をオンにしないと即日送信されてしまいます。
送信予約の内容を確認する際は、メッセージの「予約済み」から確認することができます。
予約をキャンセルしたい場合は「キャンセル」を押しましょう。
送信予約を活用したLINE@の運用法
LINE@(ラインアット)は、時間を決めて配信を行う企業がほとんどです。
その理由は、曜日や時間を一定にすることで、メッセージを受信する友だちの習慣の一部になることや、企業PRやクーポンの活用から来店率のアップにもつながるからです。
企業のターゲット層に合わせて送信予約を行う
配信する時間は企業のターゲットに合わせることで、LINE@メッセージの開封率のアップが期待できます。
ここでは、ターゲットの行動別で分けた、おすすめ配信時間帯を紹介します。
■ 主婦ターゲット
旦那さんや子どもを見送り、家事などがひと段落する12~15時台がおすすめ
■ 社会人ターゲット
通勤の8~10時台、昼食の12~13時台、帰宅後の19時~22時台がおすすめ
■ 学生ターゲット
1日を通してスマートフォンを見ている時間帯が多いが、22時以降の深夜帯も許容範囲となる。
業種に合わせて送信予約を行う
業種によって効果的な配信時間は変わります。
そのため、読者の行動心理に合わせて配信時間や曜日を定めることがおすすめです。
■ 飲食店のLINE@の送信予約設定
ランチタイムの前後10~12時やディナー前の16~18時の送信がおすすめです。
お昼のメニューを迷っている友だちに対して、クーポン配信を行うことで選択の後押しになります。
ただし、有名企業がこぞって昼や夜にLINE@の配信をしているので、ライバルの動向を見て可能な限り、時間帯が被らないように差別化を図りましょう。
■ イベントに合わせた送信予約設定
春夏秋冬、様々なイベントに合わせてLINE@の配信設定を行う例もあります。
特にクリスマスやバレンタイン、ホワイトデーなどたった1日の外せないイベントには、キャンペーンやPR、クーポン付の配信がおすすめです。
まとめ
LINE@の配信内容を予約することができる、便利な予約機能について説明してきました。
送信予約のポイントは以下の通りです
- 企業のターゲットの行動に合わせた配信を行う
- 業種別に反応の高い時間帯に設定する
- イベント日こそ、配信を逃さないように予約する
送信予約機能をうまく活用してLINE@の運用に取り入れていきましょう。