LINE@の主要となる機能はメッセージ送信ですが、LINE@を活用している中で「メッセージが送れない」など、思わぬ不具合に立ち会うこともあると思います。
送れない理由はLINE@の仕様やプランの制限によるものがほとんどです。
本記事では、何らかの不具合でLINE@からメッセージが送れない状況を4つのパターンに分けて、原因と対処法について紹介します。
文字数制限で送れない
LINE@のメッセージ送信は文字数制限があり、500文字以上は打つことができません。
例えば500文字以上打とうとしたり、500文字以上の文章をコピーペーストした場合「500文字を超えています。」というポップアップメッセージが表示されるとともに、500文字以降の文章は自動的に削除されてしまいます。
メッセージをLINE@上で作成する場合は制限のアラートがすぐに出るのでわかりやすいですが、別のメモ帳などで作成する場合は500文字を超えないように注意しましょう。
友だち数による制限で送れない
LINE@のプランによっては、送信できる数が異なります。
フリー | ベーシック | プロ | |
---|---|---|---|
メッセージ配信 | ターゲットリーチ数×吹き出し数1,000通まで | ターゲットリーチ数5,000人以内は無制限配信可能 | ターゲットリーチ数100,000人以内は無制限で配信可能 |
※ターゲットリーチ数…有効友だち数の中で性別、年代などが推定できるユーザー人数
フリープランの吹き出し数とは下記のようなカウントになります。
上記で「3通」の送信分になります。LINE@に友だちが100人いた場合は、計300通分使用したことになり、1000通あった送信可能数は残り700通になるということです。
送信数がフリープランの場合1000通を超える場合は、メッセージが送れない状態となります。
プランアップを検討するとよいでしょう。
一方、ベーシックプランとプロプランの場合は送信数ではなくターゲットリーチ数の友だちの人数で制限されています。
友だちが規定の人数を超えた場合、通知が表示されるようになるため気づかないうちに送れない状態だった…ということはありませんが、現在の有効友だち数は管理画面から確認しておきましょう。
LINE@チャット(1:1トーク)が送れない
チャット(1:1トーク)は、普段LINEを使用するような感覚で顧客と企業がやり取りできる機能です。
いざ顧客と1:1でコンタクトをとろう、と思い、チャット(1:1トーク)画面を開いても顧客がいない…友だちはいるのになぜ?これではメッセージが送れない…と思いますよね。
チャット(1:1トーク)のやり取りには制限があり、「顧客からトークが来た時に限りチャット(1:1トーク)が開始できる」という仕様になっています。
なので、こちらからメッセージを送りたくても、顧客側から問い合わせなどが来ない限りは企業側からアクションは出来ません。
ただし、LINEステップを利用すると相手のアクションがなくてもチャット(1:1トーク)が可能になり、フォロワー一覧が表示されるのでコンタクトを取りたい顧客に対してチャット(1:1トーク)を開始できます。
また、過去に顧客からコンタクトが来ているのにメッセージが送れない場合は、チャット(1:1トーク)がOFFになっている可能性があります。
メッセージを送ろうとしてもポップアップの警告がでて送れない状態になります。
チャット(1:1トーク)がOFFになっていないか確認をしましょう。
■管理>応答モード>チャット(1:1トーク)モード
システムやアプリの不具合で送れない
LINE@活用時の「送れない」不具合についてパターンを上げていきましたが、機能などの制限以外に考えられる不具合は、LINE@自体のシステムやアプリケーションの不具合です。
不具合があった場合は、「お知らせ」で表示されるようになっていますので、同じようなトラブルの報告はないか、まずはお知らせを確認しましょう。
▽PC版管理画面のお知らせ
▽LINE@アプリのお知らせ
お知らせにもない不具合が生じている場合は、公式HPから問い合わせすることが出来ます。
メッセージが送れない理由が文字数や人数制限、チャット(1:1トーク)の仕様でない場合は、問い合わせフォームにて、詳細の不具合内容を記載の上報告しましょう。
https://contact-cc.line.me/serviceId/10829
まとめ
LINE@の不具合の原因と対処法を4つのパターンに分けて紹介しました。
LINE@でメッセージが送れないときは下記3点確認しましょう。
- 文字数の制限以内に収まっているのか
- 配信数は自身のプランの制限を超えていないか
- チャット(1:1トーク)の場合、相手からのメッセージを受信していないとトーク開始できない
上記に当てはまらず、解決しない問題についてはアプリやシステム不具合の可能性があるのでLINE社への問い合わせをするのがおすすめです。
メッセージが送れない不具合を解消して、快適にLINE@の運用を行いましょう。