LINE@は最初に作成した管理者が、各スタッフに権限を振り分けることで、複数人で運用することができます。
管理者以下はすべて「運用担当者」となりますが、それぞれ役割に応じた権限が付与されます。
LINE@の運用をスタッフに任せたいけれど管理者権限を共有するのは少し不安…という方は、運用担当者としてスタッフに権限を付与しましょう。
本記事では、LINE@の運用担当者の役割や権限の振り分け方について解説します。
LINE@の運用担当者とは?
LINE@の管理画面には、複数のユーザーがログインすることができます。
管理者がLINE@運用に関する全般の権限を持ち、管理者から権限を付与されると「運用担当者」となり、以下の3種類に分けられます。
管理者の権限範囲の違いと合わせて説明していきます。
■権限の種類
出典:LINE@公式ブログ
管理者:
LINE@ のアカウントを最初に作成した人に与えられる権限。メンバーの追加や削除、プロフィール写真の変更をすることができます。
運用担当者:
メンバーの追加削除を行うことができるメンバー管理以外の機能を使用することができます。LINE@の管理者のみが追加できます。
運用担当者(送信権限なし):
メンバー管理とメッセ―ジやホーム投稿の送信以外の機能を使用することができます。
送信ボタンは押せず下書き保存とプレビューのみが使用できるので、配信メッセージやホーム投稿の「作成のみ」を依頼したいメンバーに振り分ける権限です。LINE@の管理者のみが追加できます。
運用担当者(統計閲覧なし):
メンバー管理と統計情報の閲覧以外の機能が利用できます。管理画面に統計情報のメニューがない状態になります。自社の統計情報を共有できない役職や外部に振り分ける権限です。LINE@の管理者のみが追加できます。
※クーポンやPRごとの表示回数や使用回数は見ることが出来ます。
LINE@の運用担当者の役割
LINE@の運用担当者の権限は、前途説明した3パターンあります。
それぞれの権限の範囲はわかりましたが、それぞれどのような役割としてどのようなメンバーに配置するのが良いのか悩ましいところですよね。
ここでは、各運用担当者の役割について説明していきます。
運用担当者
メンバーの追加削除を行うことができるメンバー管理以外の機能を使用することができます。
権限はメンバー追加削除ができないだけなので、LINE@のほぼ全般的な管理ができるため、LINE@のメインの運用を任せたいポジションの方に設定するのがおすすめです。
運用担当者(送信権限なし)
この権限範囲は、配信するメッセージやタイムラインで表示されるメッセージが作成できるものの配信自体はできません。社内外のライターなどのポジションの方に設定するのがおすすめです。
配信時には送信権限のある人物がチェックも同時にできるのでミスをなくすことができます。
運用担当者(統計閲覧なし)
メンバー管理と統計情報の閲覧が使用できないので、施策を行った際の振り替えりなどの必要がなく、社内の内部情報を共有しないポジションの方に設定するのがおすすめです。
以上のように、それぞれ権限により役割が変わってくるので、上記を参考にスタッフさんもしくは外部の方に権限付与を行いましょう。
LINE@の運用担当者を追加する方法
運用担当者の追加はLINE@を最初に登録した管理者のみができる権限です。
ここでは、運用担当者の追加方法と変更方法について説明します。
■PC管理画面で追加する方法
出典:LINE@マニュアル
PC版の管理画面、LINE@MANAGEへログイン後下記の手順で追加しましょう。
① サイドメニューの「アカウント設定」をクリック
② 「ログインユーザーの管理」をクリック
③ 追加メンバーの権限を選択し、「認証用URL発行」をクリック
④ フォームに認証用URLが表示されるのでコピーして権限を付与するメンバーに送りましょう
認証用URLが送られてきたメンバーは、URLをクリックし「リクエストの承認」を行うことで権限付与が完了となります。
メンバーがLINE@アプリをインストールしていない場合は、インストールする画面が出てくるので指示に従いダウンロードを行いましょう。
■LINE@アプリで追加する方法
LINE@アプリを立ち上げたあとは下記の手順で追加登録を進めましょう。
① 管理ページの「メンバー・アカウント管理」をクリック
② 「メンバーの管理」をクリック
③ 「メンバー」をクリック
④ 「+メンバーの追加」をクリック
⑤ メンバー追加は3つの方法から選択できます。
認証用URLが送られてきたメンバーは、URLをクリックし「リクエストの承認を行うことで権限付与が完了となります。
メンバーがLINE@アプリをインストールしていない場合は、インストールする画面が出てくるので指示に従いダウンロードを行いましょう。
LINE@の運用担当者を変更する方法と削除方法
運用担当者の権限を変更したい場合は、「アカウント設定」>「ログインユーザー管理」から権限を削除する必要があります。
前途説明した手順で再度、権限を振り分けて変更を行いましょう。
運用担当者を「管理者」に変更する場合も同じ手順で行います。
■LINE@の運用担当者が追加できないときは?
できないパターン1:人数制限
運営担当者の追加はプランによって人数に制限があります。
ログイン可能メンバーの数が上限に達し、ログイン可能メンバーを増やしたい場合はプラン変更を検討ください。
フリープラン:20名
ベーシックプラン:100名
プロプラン100名
できないパターン2:権限
運営担当者を追加できるのは、「管理者」の権限のみとなります。
運用代行会社を使っていたり、LINE@を知人に作成してもらっていたりする場合、自身が運用担当者になっていると自社のスタッフに権限を与えることが出来なくなります。
自身の権限がわからない場合は、LINE@ならメニューバーから確認ができます。
まとめ
LINE@は複数のユーザーにそれぞれ権限を付けることで、運用や管理がしやすくなり、ユーザーが不要になった場合は削除もスムーズです。
運用担当者は3種類、それぞれ権限の範囲にあったメンバーに振り分けることで、
・運用担当者:LINE@のメインの運用を任せたいポジションの方に設定するのがおすすめです。
・運用担当者(送信権限なし):社内外のライターなどのポジションの方に設定するのがおすすめです。
・運用担当者(統計閲覧なし):社内の内部情報を共有しないポジションの方に設定するのがおすすめです。
役割や権限を振り分け、企業内で円滑にLINE@の運用をしましょう。