今回インタビューさせて頂いたのは、メンズコスメブランド「BARONY(バロニー)」を展開する、株式会社京福堂の森川さんと岡田さん。BARONYは、2021年10月に立ち上げたばかりの新ブランド。(※2022年4月にインタビューを実施)
これまでLINE公式アカウントを活用したCRMは、同梱物・DMやEメールでの施策の後で行われることが一般的でしたが、別ブランドでのLINE成功体験があったため、ブランド立ち上げからリピートラインをご導入いただきました。
今回のインタビューでは、ブランド立ち上げと同時にリピートラインをご導入頂いた背景、半年間での成果、今後もっと成果を出すための運営方法まで、たっぷりとお話をしていただきました。特に、これからD2Cブランドを立ち上げる方・立ち上げたばかりの方は参考になると思いますので、ぜひご覧ください。
既存ブランドでの対応の良さから
新ブランドでも利用を決めていました
本日はよろしくお願いします。まずは会社概要・事業概要を教えてください。
弊社は2013年7月に設立し、健康食品の通信販売事業を行っております。
「私たち、京福堂は関わる人全てに「豊かさ」を届け「夢」にあふれる未来を提供し続けます。」を企業理念としてお客様に真摯に向き合うことを大切にしております。
設立以来、男性向け健康食品事業を行っておりましたが、今後の事業の柱となる新しいブランドを展開したいという想いから、2021年10月にメンズコスメブランド「BARONY(バロニー)」を立ち上げました。
リピートラインを何でお知りになりましたか?
弊社では既存の「京福堂」のLINE公式アカウントでリピートラインを既に利用しておりました。
その際、企画の立案から実際の数値の共有を含めた対応の良さから、新ブランド「BARONY」でもリピートラインを導入しようと考えました。また、すでにリピートラインの運用方法などを理解していたことも大きな理由です。
※京福堂ブランドの活用事例 https://www.repeat-line.jp/case/kyouhukudo/
LINEでの成功体験があったので
立ち上げからLINE活用は当然のように考えていた
今回、新ブランドの立ち上げと同時にリピートラインをご導入いただきました。それはなぜでしょうか?
すでに「京福堂」での成功体験があったため、新ブランド立ち上げと同時にLINE公式アカウントおよびリピートラインを利用するものだと当然のように考えておりました。あとからLINEを立ち上げるという考え自体ありませんでしたね。
結果として、ブランド立ち上げと同時にメルマガ・同梱物・LINEをスタートすることができました。
ただし、LINE活用にあたっては、利用の目的や範囲について改めて検討を行いました。既存顧客向けにするのか/新規向けにするのか? CRMツールとするのか/販促ツールとするのか?など、顧客ターゲット層と社内リソースに照らし合わせて決定していきました。
BARONYのメインターゲットは、SNSで日常的に情報収集をしているおしゃれに敏感な20代から30代の男性です。そのためSNSとの親和性があると考え、LINEではCRMを行っていくことにしました。
リピートラインは既存顧客向けのステップ配信等の機能が充実しているので安心でしたね。
ただ、既存ブランドも同様なのですが、弊社内の担当人数が限られるため、LINE運用をどこまで出来るかに不安がありました。そんな中で、御社のサポートには大いに期待していました。既存アカウントで、サポート品質、運営の流れや担当の方を知っていたので、安心して利用出来ると思い、決定しました。
単にツールを提供してくれるのではなく、
一緒に考えて運用してくれる
「サポート」と言うと、どんな点を期待されましたか?
既存ブランドでのやり取りから、スタークスさんには信頼感や安心感を抱いていました。単にツールを提供してくれているのではなく、“一緒に考えて運営してくださっている”と感じていたので、新ブランドにおいても同じようなことを期待していました。
具体的には、弊社の課題を理解したうえで他社事例を紹介いただけたり、利用方法をご提案いただけたりすることです。同じような悩みを抱える他社様の事例は、LINEの新しい活用方法を考えるきっかけとなりとても貴重な情報です。
また、細かな仕様については自分たちで理解しきれていない部分もあるので、その部分におけるサポートも期待しています。
アップセルの50%はLINE経由!
リピートラインを導入してから半年ほどですが、変化や成果はございますか?
LINEを活用する前のお客様も多い京福堂アカウントとは異なり、ブランド立ち上げからLINEを導入して友だち登録も多くなっているため、BARONYではおまとめ注文(アップセル)の50%程度はLINE経由になっています!
また、客層や商材の内容が違うこともあり、京福堂では利用していなかったAmazon顧客へのアプローチを考えるなど、新しい発見も多くありました。
今後、リピートラインでどんなことをされたいですか?
BARONYでは、LINEならではのオファー・サービスをともに充実させていきたいです!
具体的には、コスメ専門家からのアドバイスによる診断コンテンツや、美容師によるお悩み相談などです。ヘアケアだけに限定せず、広く美容関連全般のコンテンツを充実させ、お客様が美意識を高めていかれるお手伝いをしていきたいと考えています。
また、LINEの友だちにはまだ商品を購入されていない方も含まれています。今後はこういった潜在顧客に対する情報発信やコンテンツにも力を入れていければいいですね。
今後の事業発展において、
LINEはますます重要なポジションを占めていく
ちなみに、御社にとって「LINE」というのはどんな存在ですか?
とても重要な販促ツールであり、サービス提供ツールでもあります。今後の事業発展において、LINEはますます重要なポジションを占めていくことになりますね。
先にも申し上げた通り、新規のお客様獲得にも活用していきたいですし、CRMツールとしてクロスセルや休眠掘り起こしなどにもより活用していきたいです。
最後に、何か一言あればいただけると幸いです!
弊社とスタークスさんでお互いに協力しあい、役割分担をしながらより生産性の高い運営方法を考えていきたいです!新しいサービスや事例などを引き続き期待しています。
自社においてはもう少しLINEに関する知識を増やしていき、アドバイスをいただきながらも自分たちで進められる範囲を広げていきたいです。
その意味で、リピートライン導入企業さんが集まる勉強会や交流会があると嬉しいですね。実務担当者は孤独を感じていることが多いので(笑)、他社と交流しながらアイデア交換や悩みの共有ができる場があるといいかなと思います。今後とも宜しくお願いします!